万博レポ #8 | パビリオン以外

はじめに
この記事は、私自身の体験に基づいた個人的なレビューです。 感じ方は人それぞれ異なるため、一つの参考としてお楽しみ下さい。
写真は基本的に自身で撮影したものです。引用時は引用元を明記します。
大屋根リング
今回の万博のシンボル、大屋根リング。 リングってなんだ?って感じで大きい建物くらいにしか思ってなかった。
4月に初めて見た時はその大きさにびっくりした。さすが、世界最大の木造建築。屋根にもなるし周回路にもなる凄いシンボルだと実際に見るとわかる。これ見るだけでも万博行く価値はある。上に登って歩くと結構な距離で驚く。屋根がないので暑い時期には結構厳しいが、空が見えて爽快感ある。眺めが最高にいいという訳ではないが、一望できて満足感がある。
ふとしたときに、大屋根リングを一周したことがある。そうなると景色が一変して見えた。全周で2kmあるので見える景色は、立つ位置で全く異なる。同じ大屋根リング上でも皆全然違う物を見ているんだ。けれども、同じ空の下で違う角度から見ているだけ。世界は同じ。
また、リングから下りエスカレータを乗っている際、急に鍋に放り込まれたような感覚に陥った。リング内のパビリオンはそれぞれ個性の強い物同士であり、その闇鍋みたいな場所に自分が放り込まれたような感覚。けど再度登ると、そんな個性が強いパビリオン同士が共生しているように見える。地球単位で考えると世界もこんなもんかも知れない。分断と共生を考えるきっかけになった。
大屋根リング
公式スタンプラリー
一番頑張った証。
公式スタンプ全214箇所自力で押した。全パビリオン+サテライト会場全て回った証。このデジタルの時代にアナログなスタンプ。。と思うが、こっちの方が良かった。始めは子供と一緒に集めてたけど、お父さんだけコンプしました。自分で行ったところだけ押すのがルール。
たまに見返して思い出に浸れる。卒業証書みたいなものだ。
相棒のスタンプ帳
好きなスタンプはサウジアラビア
サテライトの旅が一番大変
化ける系も運よくイベントでゲット
OPEN DESIGN 2025
万博会場の特有のワクワク感は何か?これが凄く気になっていた。 万博の様々なパビリオン巡りで楽しんでいると、「デザイン」というワードをXで見つけた。発信されていたのは、万博のクリエィティブディレクターの引地さん。特にこの発信が自分の中で雷のように打たれた衝撃があった。
https://twitter.com/kouta_hikichi/status/1966839253041901602?s=61
今の時代UXだと騒がれ始めていますが、このデザインの解説が一番しっくり来た。これは単純なテクノロジだけでなく、人間、自然、システムを繋ぎ合わせるデザイン力。自分もエンジニアであるが、こういう視点が不足していることに気付かされた。その分断をつなぎわせることが、居心地の良さにつながっていると気づいた。
京都のddd展示にも足を運んでデザインのプロセスも学んできた。感想を書いたら引地さんからコメントを頂くこともできた。
https://twitter.com/kouta_hikichi/status/1956586656976470370?s=61
静けさの森
万博の中で一番好きな場所。どこか懐かしい気持ちになる森。 騒がしい会場から、一瞬で静かな森にワープする不思議な空間。 自分にとっては、ここでぼーっと考える場所。毎回訪れている。
夏にはトンボが多く生息、ギンヤンマや糸トンボを見かけた。大阪の都会育ちの自分からすると、珍しいトンボでテンションが上がる。秋に近づくと虫の音色が大きくなり季節を非常に感じた。
この森が人工なことが本当に凄いと思う。アサヒの活動であることは後々知るが、生命の源とも言える森を人間が作るって凄い話。
大阪の公園で伐採予定だった木々を集めたようであるが、その公園は自分が幼少期から学生時代によく行った数々の場所だ。懐かしさの元はここから来ているのかもしれない。けど、その公園ではギンヤンマや糸トンボはあまり見かけた記憶がない。ここで新たな集合としての命が宿ったのかな?
とにかくとても好きな場所です。存続が一番嬉しい。
好きな風景
糸トンボ
ドローンショーもここから見る
SOUNDSCAPE
会場の雰囲気作りにかなり貢献しているBGMについてもサウンドエスケープという非常に面白い工夫があった。詳しくは下記公式HPを読んで欲しい。
「いのちのアンサンブル」をコンセプトにエリアの調和を実現している。
下記サイトより引用
万博に数回訪れたあたりで、独特のBGMの正体が気になった。検索してやっと仕組みに行き着いた。そしてSoundCloudで音源を何度も聴いた。 ゲート付近のFestivalと静けさの森付近のForestの曲が特に印象的で耳に馴染んでいた。この音が徐々に切り替わっていく感じが万博の雰囲気作りに貢献していたんだ。特に東ゲートから大屋根リングに近づくときのワクワク感は多分これだったと思う。本当に素晴らしい仕組みだ。 何となく水っぽいとか、大屋根リング上の開放感にも一役買っていたと思う。それが調和され自然と切り替わっていくので、気づくのに時間がかかったのかもしれない。 警報システムのスピーカーを使用しているからか、熱中症アラートの警報が鳴ると急に現実に戻される感じはBGMが途切れるからだったのかな?
とにかく、素晴らしい仕組みだ。
その仕組みを知ってからは、さらに会場が楽しくなった。切り替わるところとかを自分的ポイントとしたり、休憩時はスピーカー近くで雰囲気を味わう。そんな楽しさが増えた。
下記サイトより引用
https://expoworlds.jp/ja/sound/
トイレ5(2億円トイレ)
万博には色々な面白い建物のトイレがある。
その中でも話題性の高いトイレ5、通称2億円トイレ。行く回数の多かったトイレだ。最初、子供が「どこに行けばいいかわからない」と迷ってしまったトイレ。そんなトイレに一番印象があるのは、設計者の米澤さんにある。
SNSに詳しい人は米澤さんのことはご存知だと思うが、自分も一度お会いできたことがある。スタンプも頂き、写真も撮ってもらえました。
そんな米澤さんは明るく気さくな方でしたが、設計時は恐らくアンチに叩かれていたと思う。そんな逆境の中で設計をされ、今でもSNSでアンチ的な人と対話をされている。喧嘩でなく対話。そんな若き設計者が立ち上げたトイレには特別に思い入れがある。万博のトイレはどこも面白い。
トイレ5
くら寿司
開幕早々にくら寿司の予約が取れたので、1度だけ行ったことがある。
いろんな料理を食べれて良い経験。パビリオンを全部回ってからだと、各国の印象や思い出と共に食べるんだと思う。かなり初期だったので、見た目美味しそうなものとか話題のものを食べた。一番美味しかったのは「マダガスカルバニラパンケーキ」と「グアテマラコーヒーゼリー」。
くら寿司
ヘルスケア食堂(ほっかほっか亭)
個人的に万博グルメベストは「ほか弁のワンハンドBENTO」。
片手で弁当食べれるの凄くない?仕事や遊びながらも手軽に食べれる。めちゃくちゃ良い。しかもめちゃ美味しい。チキン南蛮が特に好き。
これは次世代に広まってほしい。というか今からでも普通に売って欲しい。
ほか弁のワンハンドBENTO